2014年7月21日月曜日

トムクルーズの「ALL YOU NEED IS KILL」でドンキーコングを思い出す。


 トムクルーズの「ALL YOU NEED IS KILL」をイクスピアリで観てきた。





宇宙戦争の大ガッカリがあったので今回はどうなのかちょっとヒヤヒヤしながら観始めたが、今回は面白いぞー!












原作は日本のSF小説でコミック化されたやつ。
コミックはデスノートの小畑健による。











「ギタイ」と呼ばれる地球外生物に侵略されて人類絶滅目前の地球。
地球防衛軍のPR担当将校のトムクルーズ演じる「キリヤ・ケイジ」はチキンだったため、防衛軍将軍の怒りを買い一歩兵として最前線へ送り込まれることになる。






最初の出撃ではそれはへタレであっという間に死亡。
しかし死亡間際に殺したエイリアンが特殊なギタイだったため、ケイジは死んでもまた生き返るという身体になってしまう。

死んでも死んでもまたやり直しになる。
なので、前回の戦いの経験を反省して、次に望むという、ちょっとずつ先に進む戦闘を何百回と繰り返す。





この映画を観ていてずいぶん昔にスーファミでハマったドンキーコングを思い出した。
最初のステージですぐ死んで、また最初からやり直し。
何度もやり直していくうちに最初は無理だったステージはいつの間にか簡単にクリアできるようになっている。
そして最後は全ゲームをクリアして終了&達成感。
まさにそういうストーリーなのだった。










時間を超えて時をループするこういう映画を観るといつもわけ解らなくなる。
時間はレイヤー化していて、ちょっとずつずれた次の時間帯に移動していくのだとしたら、ケイジを人類の勝利に至るまで協力するために彼を撃ち殺したあとのリタとその世界はどうなってしまったのか。

ケイジがギタイに勝利したレイヤー以外の地球のレイヤーはどうなっているのか。




なんてこと考えてしまっておいらは別の自分ループにハマってしまったが、難しく考えなければ爽快でスカッと楽しめる作品。



面白かったです。