映画化されると聞いてすごく楽しみにしていた。
本当は映画化すると聞いたとき、ムッタは大泉洋だと良いなと思った。
小栗旬だと知って大丈夫かなー、なんて要らぬ心配をしていたがなかなか良いムッタぶりだった。
まだ連載中のこの原作。
たぶんヒビトが月で事故って帰ってくるとこ辺りまでかなー、と思っていたらその通り。
結末はどうなるのかなー?についてはまったく想像できなかったが、かなり無理矢理に畳み込んでまとめた感じ。
宇宙開発とか人類の挑戦とかという視点で見るととても解り易いストーリーになってる。
でも原作のコミックはヒューマンストリーなので、兄弟のエピソードとか、ちょっとだけ近未来であることとかがワクワクの材料なのだった。
だからヒビトの自転車がコミックと違ってクラシカルなロードバイクだったり、月面でトラブったヒビトを助けるJAXAに,兄としてしか解らない助言をするムッタのエピソードが抜けてたりするのはすごく残念。
ストーリーは原作をほぼなぞって進んで行く。
大好きな麻生久美子さんが出てるのも良い!
オイラが好きなコミックを原作に映画化した作品はいくつかあった。
「のだめカンタビーレ」とか「GANTZ」とか。
キャラクターが尖ってたり、どう実写化するのかが想像を超えてたりそれなりに面白く出来てた。
今回の「宇宙兄弟」はそういった意味ではちょっと残念かも。
原作を熱心に読んだ自分にはそれ以上の演出になってないし、ストーリーの進行もすごく雑な感じ。
だからこの映画は、原作を知らないで初めて観る人用なんだと思う。
映画で初めて見たら楽しいと思う。
「ライトスタッフ」とか「アポロ13」とか「コスモス」とかをも一度観たくなった。
あくまで個人的感想と言うことで。。
コミックのおまけのAPO |
0 件のコメント:
コメントを投稿