昨年の11月下旬に新規オープンとなった東京ベイららぽーとの西館。
そこに移転したTOHOシネマに初めて行ってみた。
観てきたのはジョージクルーニーとサンドラブロックの共演で評判高い
「ゼロ・グラビティ」。
久々に身震いするようなストーリーと映像の
素晴らしい作品だった。
ららぽーとのTOHOシネマは
画面がものすごく大きくなってた!TCX(Toho Cinemas eXtora large screen)というらしい。
画面が大きいことで、すごく映画に浸れて良いと思う。
あと音響も改善されてて、Dolbyの新しいシステムになっていて、これも素晴らしい。
特に今回観たような広大な風景と、音響が重要な作品にはピッタリな劇場環境になってると思った。
つまりこの作品はDVDを家で観る前に、一度
映画館で観た方が絶対に良い。
ちなみに邦題は「ゼロ・グラビティ」で「無重力」という意味になってるが、原題はただの「GRAVITY」。
GRAVITYには重力という意味もあるが、他にも荘厳とか厳粛みたいな意味があるので、それでだと思う。
邦題の付け方のセンスの無さ。
というか、いまだになんで邦題というものがあるのか?
映画の内容は、まずこの映像をどうやって撮影したのかが不思議!?
リアルな無重力空間の映像にビックリします。
実は大変なプロセスで新しいテクニカルも開発したりして、この映像を実現したらしいですが、そんなことよりもシンプルなテーマに深く感動する作品です。
たぶんそれは
「極限状態からなんとか生き残ろうとする人間のドラマ」ということなんだと思う。
ここがすごくしっかりできているので、感動の作品になってました。
サンドラブロックって、ごっついオバサンぽくって苦手だったけど、
断然大好きになりました。
ジョージクルーニーも妙にまつげの濃いオッサン、とオーシャンズの印象が強くて金持ちオッサン俳優というイメージでしたが、今回
男ジョージを再認識しました。
宇宙ゴミ=
スペースデプリでは、
「プラネテス」というコミックの名作がある。
プラネテスも大好きだが、この映画「ゼロ・グラビティ」の方が近未来で本当にありそうなリアル感がある。
スペースデプリが本当におっかないというのが身にしみる。
この作品は3Dで観ることがお勧め。
宇宙空間の中で破壊される人工衛星、飛び散る破片、無重力でクルクル回る宇宙飛行士など、3Dの効果が抜群に活かされているから。
オイラは字幕版で観ましたが、吹き替えの方が良いという話しもあり。
字幕の帯が無重力の上下左右解らない画面のハードルになるとのこと。
確かにそうかもしれないな。
とにかく
宇宙好きなら、絶対観ておくべき作品!
でもこの映画観ると宇宙怖くて行きたく無くなるよ。