TOHOのシネマイレージがたまっていたので2人とも無料で鑑賞。
ストーリーは裁判の証人に落武者の幽霊を呼んで裁判を進めるという突拍子もない話。
この幽霊「更科六兵衛」演じる西田敏行さんが最高面白い。
前回の三谷映画「ザ・マジックアワー」ではアドリブを封印された西田さんが、今回はアドリブ解禁だったそうでパワー全開。
たぶんこれはアドリブなんだろうなー、というシーンがあちこちにあって、それを探すのもまた楽しい。
映画館の中はスクリーンを観ながら爆笑する人たちの珍しい光景。
素晴らしいコメディに出来上がってる。
裁判劇なのでシーンに大きな変化はあまり無いが、飽きることも無く楽しめる。
謎解きの進んで行く感じは古畑任三郎に近いかも。
更科六兵衛が見える人と見えない人がいる。
見える人には3つの条件があって、そのうち2つはオイラはクリアしてる。
あと一つの香辛料をクリアしたら、オイラも幽霊が見える体になるのかとちょっと楽しみ。
しかしもし死後のあの世が本当にあるのならば、この世の恨みつらみはそんなに気にすること無いのではないのかと思うが、そんなことはまあ置いておいて。
泣ける部分はあるが、父と娘のテーマなのでうちのお奥さんはかなり来た模様。
自分的には泣けるよりも笑える楽しいエンタメムービーだった。
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