2011年3月7日月曜日

タマビ&ムサビ「卒業制作展 学外展示」を観に行く

3月6日 日曜日


ムサビの卒制展が面白かったので、タマビにも行ってみようかなと思っていたら表参道で有志による学外展示をやってることが解ったのでそっちへ行くことに。







学外展示とは、美大の4年生は卒業制作と言う大学生としての自己集大成の作品制作を行い、それを自分の美大の卒業制作展覧会で発表した後にもっといろんな人に見せたくて、自分たちで会場を借りたりして展覧会をやるということらしい。


表参道のスパイラル。
1年くらい前までは仕事の打ち合わせでよく来たりしてたのに、仕事の内容が変わって以来すっかり久しぶり。
1階にあったCDショップが無くなってる!














まずのお目当ては長男の友達のYOUMAくんの作品。
すげーよ、すげーよと長男も言っていたのでワクワクと期待しつつ観に行くと。
あったー。すげすげーよ、ーよ!


ほんとはこの2体の他にトナカイもあって、昨日までは3つ並んでいたそう。
昨日トナカイの角が折れちゃって今は倉庫の中に。
「一番頑張ったトナカイがいなくなっちゃって残念」と言っていた。
でもこの2つでも、今回の展示の中でオイラ的にはベスト作品だったよ。


ここでやってるのは工芸学科の生徒の展示。
彫刻とか金工とかガラス工芸とか陶芸とか。

明日8日でおしまいだって。








こんな大きな作品は展示が終わったらどうすんの?家に持って帰るわけにも行かないよなー。


一緒に来ていたうちの奥さんが表参道にいることをツイートしたら長男からメールが。
タマビのダクトの展示も近くでやっててそれもすげー面白いよ、とのこと。
あ、ちなみにダクトというのは「プロダクト」の略で工業デザインのこと。
タマビはプロダクトデザインと言い、ムサビはインダストリアンデザインと呼んでる。(ムサビは略して「工デ(コウデ)」と言う。






表参道のアンデルセン近くの中華「希須林」で昼飯を食って、ダクトの展示会場であるベルサールへ。
こんな場所じゃあ、あんまり人が来ないんじゃないかと思っていたら、すごい人だらけでビックリ。

そういえば副都心線ができてこの辺も便利になっていたのだった。
久しぶりでお上りさん気分。





産学協同作品とかもあって、撮影してはいけない作品がいくつかある。
レベル高いなー、と感心しながら見て行く。
若い柔らか頭でモノづくりするってやっぱ大切だなー、と思う。





自転車もあった。



ロングツーリング用にフレームの空間をバゲッジにするというアイデア。

作った人とは話せなかったが、置いてあったポートフォリオを見るとどうやら自転車乗りのよう。




ムサもタマもそうだが、工業製品として学生がもっと自転車について考えてくれるとうれしいな。






同じく原宿駅近くのクエストホールではムサビのインダストリアンデザイン(工デ)の卒展をやってるので、テクテクと歩いて観に行く。



ここに展示されてるものは、基本ムサビの卒制展に行った時に見たのでだいたい覚えているものだった。
自動車のモックとかはムサビのほうが断然良かったな。
工業製品の幅広さはタマビに旗が揚がっちゃうかな。



とにもかくにも前にも書いたが、下手な美術館の展示を見るよりも断然面白い。
全部只だし。








歩き疲れて休憩。
代ゼミの跡地にNESCAFEのカフェがあったので入る。
原宿も駅のこっち側はまったく閑静な住宅街なのだが、これから変わって行くのかなという予感。

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